2010.04.08 (Thu)
さっさーは2度エンジンを壊す 【郵便配達は二度ベルを鳴らす】風に(笑)
朝から快晴の休日、風は冷たいものの飛行場へGo!してきました。今日は天気も良いので久々の2機体制。風速2〜3m/sec、時に無風。気温は13〜15℃前後を示します。気持ちの良い春の陽気に誘われ、早速弐号機からフライト
今日の燃料は先日ヘリを辞めてしまったYさんから譲っていただいたNASAのN-25。F-IIに比べニトロ成分の多い中〜上級者向けの燃料です。燃料移し替え時にやや肌色っぽくなっていたので【お疲れ気味の燃料】といった感じです。 この燃料が10L近くあるので手持ちの燃料より先に使うことに。エンジンを掛けてみるものの始動はイマイチ。まぁ、燃料を変えているし、若干劣化しているでしょうからニードルをやや開け、スロットルポイントも上げ気味に設定。すると無難に始動開始です
朝から快晴の休日、風は冷たいものの飛行場へGo!してきました。今日は天気も良いので久々の2機体制。風速2〜3m/sec、時に無風。気温は13〜15℃前後を示します。気持ちの良い春の陽気に誘われ、早速弐号機からフライト
今日の燃料は先日ヘリを辞めてしまったYさんから譲っていただいたNASAのN-25。F-IIに比べニトロ成分の多い中〜上級者向けの燃料です。燃料移し替え時にやや肌色っぽくなっていたので【お疲れ気味の燃料】といった感じです。 この燃料が10L近くあるので手持ちの燃料より先に使うことに。エンジンを掛けてみるものの始動はイマイチ。まぁ、燃料を変えているし、若干劣化しているでしょうからニードルをやや開け、スロットルポイントも上げ気味に設定。すると無難に始動開始です
上空を一通り行い1タンク終了。ニードルはF-IIの時に比べ3コマ程度開けましたが、まだまだ辛い感じです。ちょうど野良ゴルファーが乱入し小休止。15分ほどで引き上げたので再始動したところエンジンが掛かりません。これがすべての悪夢の始まりでした…。
初号機は一発でエンジンがかかりました。ニードルはメイン・中速共に4コマ開けでスタート。開けているわりにはいい感じで飛んでくれます。天気がいいのでぐんぐん上昇させます。見ていて気持ちいいし、飛ばしてもサイコー!です。上空を流している分には良かったのですが、チクタクをするととたんに粘りがないことに気づきます。トルク落ちが目立つため、一旦着陸させます。バックプレートもそんなに熱くなく、ヒートしている感じではないのですが・・・。一旦エンジンを切ったので、再度エンジンスタート。ところがまたかかりません。通電メータも振れません。またもやプラグが逝った模様・・・。う〜ん、オーバーヒートしているのかなぁ・・・。
プラグを付け替えて再度始動。ニードルはさらに3コマずつ開けました。同じように上空を一通り。で、お約束の縦チク(もどき)。やはりエンジンが粘りません。15%のときはそうでもなかったんだけどなぁ・・・。仕方なく着陸させようとホバリングさせヘリパットへ持ってこようとしたその時、
という音と共にエンスト。HOLDに入れましたがブッシュの中へ不時着。機体損傷はありませんでした。マフラープレッシャーのニップル部分のシリコンが焼き切れており、かなりヒートしているようです。プラグを見るとまたもや切れています。本日4度目のプラグ切れ。どうやらただごとではないようです・・・。ニードルはさらに5コマ開け、プラグを交換し再度始動させるものの今度はエンジンロック。マフラーを外し確認してみると、どうやらシリンダー内部に異物が。こりゃダメだということで撤収です
帰宅後早速エンジンを降ろします。いつもは簡単に外れるヘッドフィンがなかなか外れません。イヤな予感が・・・。開けてみるとご覧の通り
の状態。急いでバラせるところまでバラし、O/H行きに。I店主曰く、古めの燃料は粘度が上がっていることが多いので要注意(←ここ、試験に出ます)との由。う〜ん、かなり開けないとダメなようです。
の状態。こちらも棚落ちしてました・・・。もちろん追加でO/Hに出しましたが、どちらも相当重症。今までにも墜落でヘッドが逝ったなどで壊したことはありましたが、初めてオーバーヒートでエンジンを壊してしまいました・・・。しかも同日2機・・・。資金の工面ができそうにないので、当面はシミュレーターでおとなしくしておきます。
太陽の真下をかすめる飛行機雲。いいお天気でした。
よくよく確認するとポケットブースターの通電メータが何も動きません。どうやらプラグが逝ったようです。確認するとOS#8はご覧の通り。手持ちの ENYA#3に変更です。変更後は特に問題なく始動。あとはいつもどおりのメニューです。ところが1/2タンク頃焚いたところでエンスト。すぐさま HOLDに入れ大破は免れましたがスキッドフット折損。プラグも切れてしまっています。プラグはともかく、スキッドがこれじゃぁ飛ばせないので初号機に変更です。初号機は一発でエンジンがかかりました。ニードルはメイン・中速共に4コマ開けでスタート。開けているわりにはいい感じで飛んでくれます。天気がいいのでぐんぐん上昇させます。見ていて気持ちいいし、飛ばしてもサイコー!です。上空を流している分には良かったのですが、チクタクをするととたんに粘りがないことに気づきます。トルク落ちが目立つため、一旦着陸させます。バックプレートもそんなに熱くなく、ヒートしている感じではないのですが・・・。一旦エンジンを切ったので、再度エンジンスタート。ところがまたかかりません。通電メータも振れません。またもやプラグが逝った模様・・・。う〜ん、オーバーヒートしているのかなぁ・・・。
プラグを付け替えて再度始動。ニードルはさらに3コマずつ開けました。同じように上空を一通り。で、お約束の縦チク(もどき)。やはりエンジンが粘りません。15%のときはそうでもなかったんだけどなぁ・・・。仕方なく着陸させようとホバリングさせヘリパットへ持ってこようとしたその時、
ポンッ!
という音と共にエンスト。HOLDに入れましたがブッシュの中へ不時着。機体損傷はありませんでした。マフラープレッシャーのニップル部分のシリコンが焼き切れており、かなりヒートしているようです。プラグを見るとまたもや切れています。本日4度目のプラグ切れ。どうやらただごとではないようです・・・。ニードルはさらに5コマ開け、プラグを交換し再度始動させるものの今度はエンジンロック。マフラーを外し確認してみると、どうやらシリンダー内部に異物が。こりゃダメだということで撤収です
帰宅後早速エンジンを降ろします。いつもは簡単に外れるヘッドフィンがなかなか外れません。イヤな予感が・・・。開けてみるとご覧の通り
さようなら〜
の状態。急いでバラせるところまでバラし、O/H行きに。I店主曰く、古めの燃料は粘度が上がっていることが多いので要注意(←ここ、試験に出ます)との由。う〜ん、かなり開けないとダメなようです。
JYALAさんに見せてもらって以来の棚落ちです・・・
ダメージは相当なもの・・・。これで晴れて3Dフライヤーの仲間入り?(爆)
仕方ない、しばらくは弐号機で頑張るか・・・と思い念のため弐号機のエンジンも点検。するとさようなら〜2
の状態。こちらも棚落ちしてました・・・。もちろん追加でO/Hに出しましたが、どちらも相当重症。今までにも墜落でヘッドが逝ったなどで壊したことはありましたが、初めてオーバーヒートでエンジンを壊してしまいました・・・。しかも同日2機・・・。資金の工面ができそうにないので、当面はシミュレーターでおとなしくしておきます。
弐号機のエンジンもご覧の有様・・・
次回以降、エンジンをかける時には劇甘のニードル設定にすることにします・・・。
心臓無しのSDX・・・淋しすぎます・・・orz
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Res:さらば、55HZ・・・
さっさーさん
2機共重症とは悲しい限りです
昨日はツイートでプラグが4回も--何故と思っていましたが
只今2機共にエンジンが壊れたを拝見
お疲れの燃料---メタノールの沸点65℃付近、ニトロ101℃付近で
メタノールが蒸発で更にニトロが多く且つ粘度上昇になっていたのでは?
早く直してね
2機共重症とは悲しい限りです
昨日はツイートでプラグが4回も--何故と思っていましたが
只今2機共にエンジンが壊れたを拝見
お疲れの燃料---メタノールの沸点65℃付近、ニトロ101℃付近で
メタノールが蒸発で更にニトロが多く且つ粘度上昇になっていたのでは?
早く直してね
Re:Res:さらば、55HZ・・・
hatayanさん、コメントありがとうございます。
プラグが2度も立て続けに焼き切れた時点でオーバーヒートを疑うべきでした・・・orz
ご存じでしょうが、日頃からギンギンに回し続けていたのでこれくらいはどうってこ
とない・・・と思っていたのが甘かったです。
やはり高ニトロ・低オイルの燃料は十分気をつけないといけないなぁと思いました。
ヘリを始めて以来、15%しか使っていなかったのですが、これを機会に燃料などの
知識を深めておきたいと思います。保存状態はよい燃料だと思うので、エンジンが
無事に帰ってきたら、エンジンを労りつつ使っていきたいと思います。
結論としては、今の飛ばし方では15%でも十分だということのようです(笑)
プラグが2度も立て続けに焼き切れた時点でオーバーヒートを疑うべきでした・・・orz
ご存じでしょうが、日頃からギンギンに回し続けていたのでこれくらいはどうってこ
とない・・・と思っていたのが甘かったです。
やはり高ニトロ・低オイルの燃料は十分気をつけないといけないなぁと思いました。
ヘリを始めて以来、15%しか使っていなかったのですが、これを機会に燃料などの
知識を深めておきたいと思います。保存状態はよい燃料だと思うので、エンジンが
無事に帰ってきたら、エンジンを労りつつ使っていきたいと思います。
結論としては、今の飛ばし方では15%でも十分だということのようです(笑)
Res:さらば、55HZ・・・
E/G2個・・・ですか・・・なんと言っていいやら・・・
Re:Res:さらば、55HZ・・・
たつやさん、いつもコメントありがとうございます。
エンジンブローの代価は¥17K/機のようです・・・(涙)
エンジンブローの代価は¥17K/機のようです・・・(涙)
Res:さらば、55HZ・・・
エンジン2機も・・・・
しかも一機17kだなんて
ご愁傷様です。
きついですね~
しかも一機17kだなんて
ご愁傷様です。
きついですね~
Re:Res:さらば、55HZ・・・
ぷよちんさん、コメントありがとうございます。
エンジンは第1便の修理費が17Kとの連絡でした。第2便は・・・おそらく同程度かと。
新品買うほどの値段じゃないし、微妙ですが【直せるものは直せ】ということで
しかし、修理費用捻出できるんだろうか・・・。
エンジンは第1便の修理費が17Kとの連絡でした。第2便は・・・おそらく同程度かと。
新品買うほどの値段じゃないし、微妙ですが【直せるものは直せ】ということで
しかし、修理費用捻出できるんだろうか・・・。
余計なお世話かも知れませんが・・・
プラグが切れた場合、その一部でも燃焼室に残っていればほとんどの場合、立て続けにプラグは焼き切れてしまいます。
そのプロセスは以下の通りです。
折損したプラグ片が燃焼室内でエンジン内部を細かく傷つける事で更に金属片を発生させ、その金属片が新品プラグのフィラメントへ付着すると急激且つ局部的な温度上昇を発生させる。
その後、フィラメントは変形や焼損、溶断に至り、エンジン本体にオーバーヒートの症状は無い。
以上が症状の発生メカニズムと思っています。
対策はプラグが切れた場合で、フィラメントが無くなっている時は完全なOHを行う事です。
また、ベアリングが剥離し始めた場合も同様のプロセスで同じ様な現象が発生します。
あくまでも個人の経験と理論に基づくものですので、間違っているかも知れません。
そのプロセスは以下の通りです。
折損したプラグ片が燃焼室内でエンジン内部を細かく傷つける事で更に金属片を発生させ、その金属片が新品プラグのフィラメントへ付着すると急激且つ局部的な温度上昇を発生させる。
その後、フィラメントは変形や焼損、溶断に至り、エンジン本体にオーバーヒートの症状は無い。
以上が症状の発生メカニズムと思っています。
対策はプラグが切れた場合で、フィラメントが無くなっている時は完全なOHを行う事です。
また、ベアリングが剥離し始めた場合も同様のプロセスで同じ様な現象が発生します。
あくまでも個人の経験と理論に基づくものですので、間違っているかも知れません。
Re:余計なお世話かも知れませんが・・・
vaioさま、コメントありがとうございました。
>プラグが切れた場合、その一部でも燃焼室に残っていればほとんどの場合、立て続けにプラグは焼き切れてしまいます。
…確かに、1度目に切れたときよりも2度目のほうが間隔が短かったような気が…
>そのプロセスは以下の通りです。
>折損したプラグ片が燃焼室内でエンジン内部を細かく傷つける事で更に金属片を発生させ、その金属片が新品プラグのフィラメントへ付着すると急激且つ局部的な温度上昇を発生させる。
>その後、フィラメントは変形や焼損、溶断に至り、エンジン本体にオーバーヒートの症状は無い。
そうなんですよね。あまりヒートしている感じじゃなかったんです。若干カリカリ気味の音ではありましたが。すぐに甘くしたものの開け方が足りなかったのか、vaioさんのおっしゃるとおり異物による急激な温度上昇だったのか…いずれにせよブローさせてしまいました。
>対策はプラグが切れた場合で、フィラメントが無くなっている時は完全なOHを行う事です。
>また、ベアリングが剥離し始めた場合も同様のプロセスで同じ様な現象が発生します。
フィラメントが飛ぶほどのプラグ切れはO/H行きという事ですね。今後そうするようにします。あと、ベアリングが剥離気味?というのはどのような状況をさすのでしょうか?ご教示くださるとうれしいです。
来週にはエンジンも戻ってくると思いますが、今度こそちゃんといたわってやろうと思います…(^^;;
>プラグが切れた場合、その一部でも燃焼室に残っていればほとんどの場合、立て続けにプラグは焼き切れてしまいます。
…確かに、1度目に切れたときよりも2度目のほうが間隔が短かったような気が…
>そのプロセスは以下の通りです。
>折損したプラグ片が燃焼室内でエンジン内部を細かく傷つける事で更に金属片を発生させ、その金属片が新品プラグのフィラメントへ付着すると急激且つ局部的な温度上昇を発生させる。
>その後、フィラメントは変形や焼損、溶断に至り、エンジン本体にオーバーヒートの症状は無い。
そうなんですよね。あまりヒートしている感じじゃなかったんです。若干カリカリ気味の音ではありましたが。すぐに甘くしたものの開け方が足りなかったのか、vaioさんのおっしゃるとおり異物による急激な温度上昇だったのか…いずれにせよブローさせてしまいました。
>対策はプラグが切れた場合で、フィラメントが無くなっている時は完全なOHを行う事です。
>また、ベアリングが剥離し始めた場合も同様のプロセスで同じ様な現象が発生します。
フィラメントが飛ぶほどのプラグ切れはO/H行きという事ですね。今後そうするようにします。あと、ベアリングが剥離気味?というのはどのような状況をさすのでしょうか?ご教示くださるとうれしいです。
来週にはエンジンも戻ってくると思いますが、今度こそちゃんといたわってやろうと思います…(^^;;
いたわってあげましょ
こんばんは
まず、「フィラメントが飛ぶほどのプラグ切れはO/H行きという事ですね」についてですが、
内部の洗浄がメインで、早期発見の場合まず分解清掃で正常復帰します。
次に、ベアリングの剥離と言う表現についてですが、ボールとレースの接触面が熱膨張や過重等の様々な負荷によってウロコ状に剥がれ始める初期症状を指しています。
パッと見で、錆が無いのにゴリゴリし始めると剥離が始まっています。
ちょっと表現が難しいのですが、錆の場合はゴリゴリゴリって感じで、剥離の場合はゴリッゴリッゴリッて感じが多いでしょうかね・・・
まず、「フィラメントが飛ぶほどのプラグ切れはO/H行きという事ですね」についてですが、
内部の洗浄がメインで、早期発見の場合まず分解清掃で正常復帰します。
次に、ベアリングの剥離と言う表現についてですが、ボールとレースの接触面が熱膨張や過重等の様々な負荷によってウロコ状に剥がれ始める初期症状を指しています。
パッと見で、錆が無いのにゴリゴリし始めると剥離が始まっています。
ちょっと表現が難しいのですが、錆の場合はゴリゴリゴリって感じで、剥離の場合はゴリッゴリッゴリッて感じが多いでしょうかね・・・
Re:いたわってあげましょ
vaioさま、コメントありがとうございました。
内部洗浄でも復活の可能性があるようですね。おかしければ飛ばし続けずにメンテナンスするようにします。ベアリング剥離の件も何となく理解できました。まだベアリング交換には挑戦したことがないのですが、いずれ必要と思われる時期にでも検討したいと思います。
色々とご指導ありがとうございました。また色々と教えてくださいね
内部洗浄でも復活の可能性があるようですね。おかしければ飛ばし続けずにメンテナンスするようにします。ベアリング剥離の件も何となく理解できました。まだベアリング交換には挑戦したことがないのですが、いずれ必要と思われる時期にでも検討したいと思います。
色々とご指導ありがとうございました。また色々と教えてくださいね
KARL
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