動画編集

最近のブログでは静止画以外にも動画を扱っているサイトが多くなり、見ていて楽しめます。このブログでもフライトの様子を独りよがりに撮影してますが、何となく作り方が定まってきたので備忘録的に残しておきます。

まず、撮影です。DVDに残すほど高画質の素材は必要としていないのでとりあえずデジカメの動画機能を使ってます。いつも使っているのはSONY製のCyberShot DSC T9です。薄型で持ち運びも楽だし起動もそこそこ速いので重宝してます。光学３倍ズームですが、残念ながら動画撮影中にズーム機能は使えません。後継機のT10などは使えるようですが・・・。

結構遊べます(^^;;

最近のデジカメにはたいてい動画撮影ができるようなモードがあります。ただ、機種によって吐き出される動画フォーマットがまちまちで、撮っては見たものの編集するときには結構やっかいだったりする場合があります。メインで使っているT9はMPEGムービーVX形式（MPEG1規格）で動画を吐き出します。できあがった動画はまぁまぁブログで使うには十分な画質ですが、こいつにタイトルを付けたりするには編集しないといけません。

MPEG形式の動画は、音声および動画部分が一体化されたフォーマットなのでこのままではカットくらいはできてもフェードインなどの編集はできません。そこでコンバートに使っているのがSquared 5から配信されている"MPEG Streamclip"です。このソフトは無料でMPEGムービーを他の形式にコンバートしてくれます。操作も簡単で、メイン画面にDrag& Dropして書き出し形式を選ぶだけ。しかも無料です。簡単な切り貼り程度ならこれだけでも十分に編集できます。今回はタイトルなどを付けるために QuickTime形式で書き出しておきます。ちなみにWindowsとMac両プラットフォームで使用できます。

左：メイン画面　　右：書き出しメニュー

できあがったQuickTimeムービーは.movコンテナです。このmovファイルを最近のMacには標準で付いてくるiMovieHDに取り込みま す。タイトルロゴの細かな指定やトランジションの豊富さなどから本当はFinal Cut Studioや、せめてFinal Cut Expressくらいを使いたいのですが、使いこなすだけの腕とお金がありません（笑）　でも、とりあえずお手軽に作るならiMovieで十分です。あとはiMovieで適当に編集し、タイトルやコメントをいれたりして完成です。

左：メインメニュー　　右：編集画面

できあがったファイルはQuickTime形式（CD-ROM 用）で書き出しておきます。 WEBにアップするものなのであまり高画質でサイズが大きいと支障が出ると思いこうしてますが、本当は天下のWindows標準 フォーマットであるWMV形式で書き出せばいいのでしょうねぇ。OSXのQuickTime上からWMVファイルを直接書き出すには高いプラグイン （Flip4Macなど）が必要ですのでやってません・・・(^^;;

iMovie書き出し画面

その代わり、違法ファイルのたまり場となった（笑）YouTubeにアップしFLV形式に変換、WEBブラウザ上で簡単に見ていただけるようにしてます。高画質のものやWMV形式のリクエストがあればお応えしたいと思いますが、いかんせん撮影者の技量がたいしたことありませんのであまり期待はしないで下さい。ちなみにヘリ動画はWEB上に色々あるのですが、国産では西日本ジャイロクラブさんの動画がとても良くできていると思います。こちらの使用機材ですが松下電器のNV-DJ100で撮影、カノープスDVREX-M1で編集されているようです。プロですな(^^;;

Narsizm?の静菜さんも高価な機材を買われたようで、ブログにもサンプル動画をのせられていましたが自前サーバだとあれだけのHD動画をアップできてうらやましいです・・・orz　でも、いつかHD画質にチャレンジしてみたいですね。