OSスカディ調整編

調整は大変です

今日は朝からとても穏やかなお天気。仕事さえなければ・・・と悔しがってばかりいても仕方ないので仕事を済ませとっとと飛行場へ。一応、S.R.Bだけは持って行ったのですがちょっと風がありそうだったので降ろさずに偵察することに。

飛行場にはいつものようにI戸さんとKさんが。ちょうど帰り支度でした。残念。T-REXは相変わらず元気そうでしたが、酷使状態のためかメインギアが破損。現場で交換されていました。普通はメインギアなど現場には持ってこないと思うのですが聞くところによると、メインギアやサーボも含め、ちょっとしたトラブル用の予備部品は大抵現場に持ち込んでいるそうで・・・。あな恐ろしや。

ちょうど植木市が飛行場裏手であり、今日は一般客もずいぶん多かったようで車がごった返していました。3時過ぎに撤収となり帰途へ。

帰り道でのI戸さんの車。手を振ってくれていました(^^)/

さて、先日墜落させたOSスカディーですが、今日はテール部分を補修。テールシャフトは大丈夫そうですが、テールハウジングを上から見ると微妙に曲がってました。すでに目視でダメなので交換することにしました。

肝心の調整ですが、とりあえずスロットルよびラダーリンケージ以外のリンケージはすべて外し、【説明書通り】 に組み立てました。プロポの設定はトリムはもちろんのことピッチ関連の設定をすべて初期化し、スティックをニュートラルにすることでサーボのニュートラル を出すようにしました。組み立てに際して実際にはサーボのギア穴位置が微妙に違うなどするので、こうした部分は一対のリンケージを同じ分だけ長くしたり短 くしたりして調整しました。レバーやアームの角度などに関しては目視しかできないのですが、とりあえず説明書通りに組み立ててみました。

左：ピッチカーブ設定前のニュートラル状態。　右：ピッチカーブ設定後のニュートラル状態。

サーボホーンは以前から使っているトリムコーポレーション製なのでボールジョイントの位置決めは問題なく、また、サーボに対する角度調整も自由自在なのでセレーションを合わせる必要がなく便利です。

次にプロポ側の設定です。ノーマルモード・アイドルアップ１・アイドルアップ２・ホール ドをそれぞれ設定しました。ノーマルモードはLow -3°、Hover 4.5°、High 8.5°とし、アイドルアップ１は Low -4°、Hover 3°、High 9°としました。アイドルアップ２は同様に-5°、1°、7°に設定。今回僕が組み立てたスカディーではピッチカーブ0%で-10°、100%で11°く らいが限界のようです・・・。今回は手元にあったK&S製のプラスチックピッチゲージを使いましたが、HIROBO純正のピッチゲージだとまた 違った測定結果になるのでしょうか・・・？トランクに入れっぱなしでしたので、また今度降ろして測ってみることにします。

	Normal	IDL1	IDL2	HOLD
High	8.5°	9°	7°	11°
Hover	4.5°	3°	1°	3°
Low	-3°	-4°	-5°	-6°

机上のセッティング。とりあえずこんな感じにしてみました。

スロットルカーブに関しては特にいじりませんでした。机上で調整してもエンジンをかけるまではどうなるかわからないのでこれは現場で調整としました。

（上記ピッチ状態での）　左：NORM　右：IDL1

（上記ピッチ状態での）　左：IDL2　右：HOLD

ピッチ調整はうまくできているかどうか自信がなく【こんなもんかな？】程度にとどめています。測定時はブレードを少し持ち上げつつ測るようにするとスタビバーが水平に近くなり、ピッチゲージの水平ラインと合いやすくなります。説明書に載っていました（笑）

飛ばしてみるまでは何ともいえませんが、うまく飛んでくれればいいなぁと祈らずにはいられません。飛ばすことができるのはもうしばらく先のようですが、結果がどうだったかはまた報告したいと思います