弐号機調整

弐号機重整備

先日の初フライトでテールが敏感になってしまった弐号機ですが、このまま飛ばすのも精神衛生上良くなさそうなので整備することにしました。まずはテールローター交換。ALIGN95mmカーボンを標準プラ品へと戻しました。18T増速プーリーは残すかどうか迷いましたが、結局16Tの標準品へと戻しました。これでテール周りは標準状態になりました

見ただけでは分からない純正プーリー（笑）

続いて気になったのがメインギヤのガタつき。セカンドギヤはきっちり固定されていますが、メインギヤだけがどうしてもごく僅かに上下動します。最初はマストの締め付けが足りないのかと思っていましたが、どんなにやっても若干ガタツキが出ます。SDXになってからオートロ軸上部のスペーサーが簡単に外れてしまうようになったので、このあたりも原因かもしれません。内径φ10の薄いシムなどがあれば噛ませてみようかとも思っています。みなさんのSDXはいかがでしょうか？

左：ごくわずかの隙間ですが…　右：マストロックは強化タイプに変更しました

ギヤを外したのでついでにエンジンを降ろしました。ピストンは特に傷などもなくキレイでしたが、上部のカーボン堆積を認めました。とりあえず清掃。OS55になってからバックプレートのシール密封性が良くなったのでなかなか外れなかったのですが、なんとか外してみたところ意外にキレイでした。一安心。ついでに芯出しも頑張りましたが4/100で挫折しました…orz

また、ハットリ56NS-3Dと排気ポート部の密着性を上げるため接合面を油砥ぎしておきました。おまけに56NS-3Dは稀代の金属磨き【ピカール】で丁寧に磨き上げました。ウェス一枚を捨てる覚悟で頑張ったところ結構鏡面っぽくなってきました。この間踏んづけてしまったのでキレイになり満足です。やっぱりハットリマフラーは光ってナンボですねぇ

左：スラッジの堆積　右：まずまずキレイではないかと。

左：研ぎだした接合面。キレイ？　右：激しく臭うピカールですが、その効果はお墨付き。長年愛用してます。

こんな感じで整備終了。軽い気持ちで始めましたが、なんだかんだと結構時間がかかりました。

オマケですが、先日コメリで見つけたAZ製の小型パーツクリーナーをご紹介。普通のパーツクリーナーは結構大きく（840mL）持ち運びには不便ですが、こいつは小さくて便利そうなので一つ購入。お値段98円也。容量単価的には約4～５倍程度ですが、アルコールだけでは落ちにくい汚れにいかがでしょうか？

単価的には高いのですが、小型でちょっとした整備に便利かも？

今週はかなり寒そうなお天気。今度の日曜日がダメになってしまったので木曜日には飛ばしに行きたいのですが…。